好きな漫画をネタに小説用のネタ等を書き溜めたりとあとは普通に日記を書いてます(笑)
現在メインジャンル 進撃の巨人
こっちでも活動中 【pixivID:10733881】
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月縞
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小説サイト用のネタ日記になった(笑)
殴り書きしたものの中に書きたいのがあったら本書きしたいなぁっと思ってる^^
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「リヴァイ、早く家の中に入るんだ。」
早く家に入るように促す。
声を掛けた事に拠ってリヴァイはゆっくりとした動作でこちらに歩いてきた。
よく見るとリヴァイの腹部辺りに妙な膨らみがある。
それを怪訝に思いつつも彼を家に迎え入れる。
玄関のドアを閉め此処に来る前に拠ったバスルームから持ってきたバスタオルを渡す。
差し出したタオルを中々受け取らない彼に困っていると先ほど気になっていた腹部の膨らみが僅かながらに動いていた。
その動いている物を見て少しばかり溜息がでた。
彼の上着の中で動いているのは動物。
大きさからして子犬か子猫。
此処に向かって来ている途中で拾ったのだろう。
私が黙ったままで考え込んでいるとリヴァイは勘違いをしたみたいで少しばかり眉を下げ私の方を見上げてきた。
「エルヴィン・・・」
「判っているよリヴァイ、服の中に居る動物が苦しそうだから出して上げるんだ」
「了解だ、エルヴィン」
彼の上着の下でもぞもぞと動いているそれを彼は私に差し出してきた。
その仔を受け取ると震えながらも腕の中でにーにーとか弱く鳴いている。
寒さで鳴いているのか人間が怖くて鳴いているのか判らない。
しかしこのまま此処に居てはリヴァイもこの仔も風邪を引いてしまう。
「リヴァイはシャワーを浴びてきなさい。濡れたままでいたら風邪を引く」
「了解だ」
子猫を心配そうに見たまま返事をしたリヴァイに苦笑し声を掛けた。
「このままリビングに連れて行って温めるから大丈夫だ」
安心したのかリヴァイは私に背を向けてシャワーへ向かっていった。
その姿を見てから私は子猫を連れてリビングへと方向を変える。
【続く】
早く家に入るように促す。
声を掛けた事に拠ってリヴァイはゆっくりとした動作でこちらに歩いてきた。
よく見るとリヴァイの腹部辺りに妙な膨らみがある。
それを怪訝に思いつつも彼を家に迎え入れる。
玄関のドアを閉め此処に来る前に拠ったバスルームから持ってきたバスタオルを渡す。
差し出したタオルを中々受け取らない彼に困っていると先ほど気になっていた腹部の膨らみが僅かながらに動いていた。
その動いている物を見て少しばかり溜息がでた。
彼の上着の中で動いているのは動物。
大きさからして子犬か子猫。
此処に向かって来ている途中で拾ったのだろう。
私が黙ったままで考え込んでいるとリヴァイは勘違いをしたみたいで少しばかり眉を下げ私の方を見上げてきた。
「エルヴィン・・・」
「判っているよリヴァイ、服の中に居る動物が苦しそうだから出して上げるんだ」
「了解だ、エルヴィン」
彼の上着の下でもぞもぞと動いているそれを彼は私に差し出してきた。
その仔を受け取ると震えながらも腕の中でにーにーとか弱く鳴いている。
寒さで鳴いているのか人間が怖くて鳴いているのか判らない。
しかしこのまま此処に居てはリヴァイもこの仔も風邪を引いてしまう。
「リヴァイはシャワーを浴びてきなさい。濡れたままでいたら風邪を引く」
「了解だ」
子猫を心配そうに見たまま返事をしたリヴァイに苦笑し声を掛けた。
「このままリビングに連れて行って温めるから大丈夫だ」
安心したのかリヴァイは私に背を向けてシャワーへ向かっていった。
その姿を見てから私は子猫を連れてリビングへと方向を変える。
【続く】
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何時振りか判らぬ思わぬ休暇。
どうして過ごそうかと考えてみてが特にする事も見つからず、
思いついたのは次の壁外調査の作戦内容を考える為に部屋を移動した。
部屋の扉を開け目に入ってきた机を見て思わず溜息。
机の上は書類の山が出来あがっていた。昨日のうちに全部サインを済ませはずだった。
山と言ってもすぐに片付く位だったので私はすぐに目を通すことにする。
内容は様々で、兵団の活動資金の事だったり報告書だったりする。
集中していたのか気が付くと書類は残りは2.3枚だった。椅子に座ったまま固まった肩を伸ばした。
椅子はギシっと嫌な音を立て居た。身体を仰け反らしたまま後ろの窓を覗くと外は雨が降っていた。
体制を立て直して椅子を回転させまた外を眺める。
かなり前から降っていた様で家の外には水溜りなどが出来ていた。
雨が打ち付けられて出来る波紋を暫く見ていた。
波紋を見るのにも飽きて不意に視線を反らすと少し離れた場所に此処に向かってくる小さな影を見つける。
焦点をその影に合わせ見ていると雨に濡れているのに急ぐ気配はなくゆっくりと近づいて来る。
視線を反らさずに見ているとその影が私の方を見てやっとその影が誰か判った。
私は急ぎ椅子を立ち上がり玄関へと足を進める。
こんな雨が降っているのに彼は一体なにをしているのか!
玄関のドアを開けるともう近くまで来ていたリヴァイが少し驚いていた表情で私の方を見た。
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